農水省、台湾向け牛肉月齢制限撤廃

 農林水産省は23日、台湾向けに輸出する日本産牛肉の条件について、これまで30ヵ月齢未満の牛由来とされていたところ、台湾当局との協議が調い、22日付で月齢条件が撤廃されたと発表した。今後、厚生労働省が輸出に必要となる証明書などの改正手続きを進める。日本では、高級銘柄を中心に30ヵ月齢以上でと畜されるものが黒毛和種の約4割と多く、今回の条件撤廃によって台湾向け日本産牛肉輸出が一層拡大することが期待される。
 日本産牛肉は01年9月にBSE(牛海綿状脳症)

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