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涌井徹社長
コロナ禍で業務用米を中心にコメ需要が大幅に減退し、生産から流通まで苦境に立たされている。そこで、米どころ秋田県大潟村では今春、同県初のパックご飯工場を完成させ、加工まで手掛けることで生き残りをかける。推進役の大潟村あきたこまち生産者協会の涌井徹社長は「毎日の食事の大切さが見直される一方で、簡便性を求めるニーズが高まっている」とし、海外市場も視野に入れた産地の取組みを涌井社長に聞いた。(佐藤路登世)
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