「FABEX中部」7月14~15日開催 東海スーパーマーケットビジネスフェアも

総合 展示会 2021.07.05 12255号 01面
月に開催されたFABEX東京の会場。コロナ禍も中身の濃い商談ができたと好評

月に開催されたFABEX東京の会場。コロナ禍も中身の濃い商談ができたと好評

 ●ビジネスチャンスを創出

 「FABEX」が名古屋にやって来る。日本食糧新聞社は「食品・食材」「機器」「容器」が一体となった、業務用「食」の総合見本市「第1回FABEX中部2021」と、東海エリアスーパーマーケットをターゲットにした商談型展示会「第1回東海スーパーマーケットビジネスフェア」を14~15日、ポートメッセなごや第3展示場で開催する。販路拡大に向けた商談の場を提供し、ビジネスチャンスを創出。会場には228社が345小間を形成し、予定来場者数1万人を見込む。

 東海地域食品企業の要望に応え、東京と大阪開催の「FABEX」が今回、満を持して名古屋初開催となる。「ファベックス中部」と「中部デザート・スイーツ&ベーカリー展」で構成される。

 ファベックス中部では、中食・外食産業の有力団体が企画・運営を支援し、商品やメニュー、ソリューションを提案。恒例企画の「惣菜べんとうグランプリ」や「日本食糧新聞社・外食産業貢献賞」などの受賞商品ほか、国内外最新トレンドを紹介するコーナーも用意している。中部デザート・スイーツ&ベーカリー展は、全日本洋菓子工業会や全国和菓子協会など関連業界団体のバックアップを得て、新たな発想・食材・技術を発信する。

 「東海スーパーマーケットビジネスフェア」は、東海4県を代表する有力スーパー17社が後援し、人材不足などの経営課題解決に向けたソリューションを提案。小売・ギフト向けから業務用に至るまでの地方の隠れた逸品が一堂に集まるなど、見どころ満載だ。

 コロナ禍で多くの商談機会が失われ、深刻な経済打撃が懸念される中、日本食糧新聞社では感染症リスクを回避しながら開催することで、一日も早い経済回復と業界振興への寄与を目指す。来場者には、事前来場登録による分散来場を要請。政府の対処方針などを踏まえ、展示会運営を行う。(佐藤路登世)

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