「FABEX関西」10月13~15日開催 販路拡大へ商談機会提供

総合 展示会 2021.10.06 12305号 01面
感染防止対策を徹底、にぎわう会場(20年)

感染防止対策を徹底、にぎわう会場(20年)

 日本食糧新聞社は13~15日、関西最大級の業務用「食」の総合見本市「FABEX関西」を、大阪市住之江区のインテックス大阪1、2号館で開催する。「第9回ファベックス関西2021」(共催=日本惣菜協会)、「第9回関西デザート・スイーツ&ベーカリー展」(主催=協同組合全日本洋菓子工業会、共催=全国和菓子協会・全日本パン協同組合連合会)、「第4回カフェ&ドリンクショー関西2021」「第5回地域食品ブランドフェア」に、新企画「第1回大阪グローバルフードショー」も加わり5展合同となり、合計283社が400小間を形成。開催に当たっては、新型コロナウイルス感染症対策に関する政府の基本対処方針などを踏まえ、事前来場登録による分散来場に代表される、感染拡大防止対策を徹底する。

 会場では、コロナ禍で失われた商談機会や情報交流の復活を目指し、日本第2のマーケットである関西・西日本エリアの食品業界関係者に向けて「食品・食材」「機器」「容器」の3分野が一体となったビジネスチャンスを創出し、販路拡大に向けた商談の場を提供。課題解決や商品PR、市場調査機会も創出する。

 主催者企画コーナーでは「惣菜・べんとうグランプリ2021」「第7回介護食品・スマイルケア食コンクール」「漬物グランプリ2021」「日本食糧新聞社業務用加工食品ヒット賞・外食産業貢献賞」の受賞商品を展示し業界トレンドを発信。さらに「関西デザート・スイーツ&ベーカリー展」エリアでは、パンイベント「第4回セミプロパンコンクール」「コンクール・デュ・パントラディショネル」「第5回最優秀若手ブーランジェコンクール」が行われ、最高峰技術を競う。

 セミナーでは「ファベックス関西2021主催者特別セミナー」と「関西デザート・スイーツ&ベーカリー展プレゼンテーションステージ」が設けられ、13日は新調理システム推進協会事務局長でニチワ電機専務の西耕平氏による「外食・中食産業界のパラダイムシフト、調理の省人化システム」、日本惣菜協会AI・ロボット推進イノベーション担当フェロー荻野武氏による「ロボット・AI・量子コンピューターによる惣菜業界共通課題の解決」、14日は亀田製菓代表取締役副社長ジュネジャ・レカ・ラジュ氏による「亀田製菓グループが目指す“Better For Youの食品業”への進化」など、注目のテーマで23セッションが行われる。(佐藤路登世)

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