関西最大級 業務用“食”の総合見本市 「FABEX関西2024」 16~18日 インテックス大阪で開催

総合 展示会 2024.10.09 12835号 02面
過去最大規模で開催された昨年の会場

過去最大規模で開催された昨年の会場

 業務用“食”の総合見本市「FABEX関西2024」が16~18日、インテックス大阪1、2号館で開催される。関西・西日本マーケットで販路拡大を図るビジネスマッチングを創出し、食品産業活性化への貢献を目指す。今回、12回目を迎え、360社が510小間を形成(10月2日現在)。4万人の来場者を見込む。主催は日本食糧新聞社と協同組合全日本洋菓子工業会(関西デザート・スイーツ&ベーカリー展)で、日本惣菜協会(ファベックス関西)と全国和菓子協会・全日本パン協同組合連合会(関西デザート・スイーツ&ベーカリー展)が共催。

 同展は「食品・食材」「機器・機械」「包装・容器」を網羅する食の総合展示会。惣菜デリカ、弁当、中食、外食、給食、配食の専門展「第12回ファベックス関西2024」に加え、和・洋菓子、中食、外食業界の商品開発専門展「第12回関西デザート・スイーツ&ベーカリー展」、地域食材にスポットを当てた「第8回地域食品ブランドフェア」、カフェ業界専門展「第7回カフェ&ドリンクショー関西」、海外食品企業・団体をフューチャーする「第4回大阪グローバルフードショー」、製造・加工・調理現場の業務改善を提案する「第2回食品工場スマート化総合展」の6展示会で構成される。また、大阪外食産業界主催の大阪外食産業協会(ORAゾーン)も同時開催され、関西の有力外食業界関係者を誘致し、食都・商都大阪ならではのビジネス提案を行う。

 イベントでは、世界パンコンクールの日本代表選考会として、Les Ambassadeurs du Pain du Japonとリテイルベーカリー協同組合主催イベント「第10回モンディアル・デュ・パン代表選考会」や「第8回最優秀若手ブーランジェコンクール」などが行われ、最高峰技術を競い合う。また、「フリーポアー・ラテアート・グランプリ大阪2024」(日本ラテアート協会主催)も関係者の注目の的だ。

 併せて「大阪・関西万博に臨む外食産業の未来」をテーマに、千房中井貫二社長やタマノイ酢播野貴也社長らのセッションをはじめ、和菓子文化研究家・せせなおこ氏による、和菓子の魅力を伝える訪日外国人やZ世代に響くSNS戦略など、29人の講師による23セミナーも行われる。(佐藤路登世)

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