風物詩「べったら市」開催 原料高騰もにぎわう

吉岡屋ではべったら市限定「べったら漬とベーコンのエピ」も販売、非常に好調だった

吉岡屋ではべったら市限定「べったら漬とベーコンのエピ」も販売、非常に好調だった

大勢の人たちがべったら市を訪れ、複数の屋台の試食で味を比べながらべったら漬けを買い求めた

大勢の人たちがべったら市を訪れ、複数の屋台の試食で味を比べながらべったら漬けを買い求めた

 例年10月19、20日の風物詩「べったら市」が今年も東京・日本橋で開催した。近年は主にたくあん原料である白首大根の不作が続き、各社は確保に苦労している。べったら漬けは青首大根を使用する場合もあるが、米麹を多く使うため調味液の高値も大きな課題だ。
 東京にいたか屋では例年並みの大根を確保できたが、皮付き用は約6割になったという。産地は東北、一部静岡県産を使用。原料や調味液の値上がりも厳しく、今年はkg単位で50~60円の値上げを実施した。それでもべった

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