提携の発表会見で握手する国分・國分勘兵衛会長兼社長(左)と、長崎県酒販・中山義一社長
国分は24日、長崎県の酒類市場で最大手の長崎県酒販と販売や商品開発、物流の共同化などで業務提携した。同エリアで事業規模を拡大したい国分、市場環境の変化で経営が悪化し全国卸の経営ノウハウを欲する長崎県酒販の思惑が一致した格好だ。現時点では資本提携や国分からの人材派遣の予定はない。 長崎県酒販は長崎エリアのスーパーや業務用、酒販店の顧客と取引があり、県内酒類市場で約50%のトップシェアを握る。エリアに営業、物流の15拠点を保有するなど、地域密着体制をく