プロテイン・高タンパク質商品、ユーザー裾野拡大 ジャンル多様化も寄与

総合 ニュース 2018.05.30 11707号 01面
高タンパク質の機能性や利便性で好調な売れ行きを示す丸善のプロテインバー(ビオラル靭店)

高タンパク質の機能性や利便性で好調な売れ行きを示す丸善のプロテインバー(ビオラル靭店)

 健康や美容ニーズの高まりを背景に、プロテインや高タンパク質を切り口にした商品の市場が拡大を続けている。富士経済の調査によると、17年度のプロテイン市場は前年比17.1%増の301憶円になる見込みで、10年前に比べほぼ3倍の規模へ成長。CVSを中心にヒットしたサラダチキンなども加えると、高タンパク質ジャンルの規模や成長率はさらに跳ね上がる。食品業界ではさらなるユーザー層の拡大へ向けた戦略の多様化を進めており、市場の成長へ強い追い風が吹いている。=関連記事6~11面(篠田博一)

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