米国・ウィスコンシン工場(上)と、オランタ゛・ヨーロッパ工場
キッコーマンは、11年3月期(10年度)売上高の45%、営業利益の62%を海外事業が占める。現地製造・現地販売を旨とし、北米、欧州、アジアなど世界に7工場を持つ。海外進出に当たり「醤油は現地に和食を持ち込むことではなく、いかに現地の食材や料理に醤油を使ってもらうかだった。素材を選ばず、さまざまな料理になじむ醤油の特徴を生かし、現地の食文化との融合を図ることが醤油普及のためには重要」とし、「世界のどこに行ってもキッコーマンの品質基準をクリアする醤油を造る。これはキッコーマンの