東京顕微鏡院セミナー、食品施設環境モニタリング解説 リステリア対策重要に

東京農業大学の五十君靜信教授

東京農業大学の五十君靜信教授

 海外ではリステリア・モノサイトゲネス(LM)による食中毒の予防対策として、リステリア属菌を指標とした環境モニタリング、環境調査プログラムの実施が求められる場合がある。日本でもHACCP制度化やFSSC22000など食品安全管理の国際標準化が進む中、環境モニタリングに対する関心が高まっている。
 一方、日本ではLM食中毒が過去に1件しか報告されていないことから、具体的なリステリア検査に取り組む現場は、現時点では少ない。そうした背景から東京顕微鏡院は10

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