容器が支えるヒット商品:ヤマサ醤油「鮮度の一滴」 悠心が第6世代容器開発

日本包装技術協会のイベントで講演する悠心の二瀬克規社長

日本包装技術協会のイベントで講演する悠心の二瀬克規社長

液体の圧力で弁が開閉するPID。内容物自体がキャップの役割を果たすことで密封状態を保つ

液体の圧力で弁が開閉するPID。内容物自体がキャップの役割を果たすことで密封状態を保つ

 食品スーパーの醤油売場で、ひときわ異彩を放つ商品がある。ヤマサ醤油が09年8月に発売した「鮮度の一滴」だ。目を引くのは、そのパッケージデザイン。PETボトルが主流の売場で、白を基調としたパウチ入り商品のインパクトは大きい。業界内ではこれまで、製法や原料で差別化を図る企業が多かったが、“鮮度”を切り口にしたコンセプトが多くの消費者に受け入れられた。この“鮮度”を封じ込める新容器を開発したのは、新潟県に本社を構える悠心。少数精鋭の技術部隊を率いる二瀬克規社長に、容器の特徴や価値

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