イセ食品、被災養鶏場を8年ぶり再開 年間最大240万羽を生産

生鮮食品 ニュース 2019.11.06 11967号 01面
操業を再開したはやま農場の外観

操業を再開したはやま農場の外観

 鶏卵業界最大手のイセ食品はこのほど、東日本大震災で被災したはやま農場(福島県田村市)を移転し、8年ぶりに操業を再開した。国内最大規模の養鶏農場となり、年間最大240万羽の若鶏(卵を産む前のめんどり)を育てられる。
 従来の農場は福島県川俣町山木屋地区にあったが、福島第一原子力発電所の事故の影響で操業できなくなったため、田村市船引町堀越地区に移転した。17年11月に着工し、今年8月にすべての工事が完了した。総事業費は78億円。農場の一部は18年10月か

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: 新設・新店

書籍紹介