日清食品、プロゴルファー池田勇太選手と所属契約 「どん兵衛」ロゴを装着

麺類 キャンペーン 2010.02.15 10282号 04面
所属契約締結を発表する(左から)中川晋日清食品社長、池田勇太選手、安藤宏基日清食品HDCEO

所属契約締結を発表する(左から)中川晋日清食品社長、池田勇太選手、安藤宏基日清食品HDCEO

 日清食品は5日、男子プロゴルファー、池田勇太選手との所属契約締結記者発表会を東京・新宿の京王プラザホテルで開催した。

 同社は昨年11月に池田選手とウエアロゴスポンサー契約を締結してパートナーシップをスタート。今回の所属契約は10年1月1日から11年12月31日までの2年間で、池田選手は日清食品の所属選手として、キャップやバイザーなどヘッドギアのつばの左側、ならびにシャツやブルゾンなどウエアの右袖へ「日清のどん兵衛」のブランドロゴを装着(一部の海外の大会では「CUPNOODLES」を装着)し、国内外のツアートーナメントでプレーする。

 日清食品ホールディングス・安藤宏基CEOは「当社の創業者、安藤百福会長は生前ゴルフが大好きだった。食とスポーツは車の両輪であり、スポーツへの取組みはひとつの社会的使命と考えていた。それを私も引き継いでいるが、ニューイヤー駅伝では15年目にして、ようやく優勝できた。ゴルフについてはハワイアン女子オープンや企業対抗レディース大会への特別協賛を行い、さらに今年から日本プロゴルフ選手権大会を日清カップヌードル杯として冠協賛することになった。池田選手とは昨年9月に初めてお会いしてすぐロゴ契約を決定し、さらに今回の所属契約に至った。今後はテレビCM起用も検討したい」と語った。

 日清食品の中川晋社長は「どん兵衛は昨年からイノベーションに基づき、“ぶっとい喉ごし”をキャッチフレーズに改良した。まさしく“ゴルフ界の若大将”と言われる池田選手とピッタリだ。これを機に、池田選手が将来ゴルフ界の“どん”(首領)と言われるように活躍を期待するとともに、どん兵衛の業績も上げていきたい」と語った。

 池田選手は「所属となった限りは社員のような気持ちで頑張りたい。特に冠協賛となった日本プロゴルフ選手権はディフェンディングチャンピオンとして今年一番の切り札として臨みたい」と意気込みを語り、来賓としてあいさつした日本プロゴルフ協会・松井功会長は「世界に羽ばたくナショナルカンパニーである日清食品所属として、なるべく長く、そして世界でも活躍してほしい」と激励した。

 (八木沢康之)

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