キーマンが語る長野県のシードル産業(中)リンゴだらけの地の利生かす

酒類 連載 2019.05.22 11879号 05面
信州まし野ワイン醸造責任者・竹村剛氏

信州まし野ワイン醸造責任者・竹村剛氏

新設のピオニエ蒸留・醸造所、タンクが並ぶ

新設のピオニエ蒸留・醸造所、タンクが並ぶ

 シードル市場はアルコール全体の0.03%程度という。後藤高一喜久水酒造取締役商品本部長(5月20日付5面に既報)では、同社がシードル製造に着手した年に「国際りんご・シードル振興会」を設立し、趣旨に賛同するメンバー6人とシードルの普及活動を開始。泡もの・低アルコール・さわやかな味わいという特徴をセールスポイントに、酒販店などに売り込んだ。しかしCIDREをサイダーと間違える人もいるくらい、認知率は低かった。
 後藤本部長は専門性を持つ人材の養成の必要性

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