キーマンが語る長野県のシードル産業(上)新規性のあるシードルは有望

酒類 連載 2019.05.20 11878号 05面
後藤高一喜久水酒造取締役商品本部長

後藤高一喜久水酒造取締役商品本部長

信州くらうど売場に喜久水酒造のkikusui Cidreシリーズが並ぶ。300mlは税込み500円とリーズナブルな価格設定だ

信州くらうど売場に喜久水酒造のkikusui Cidreシリーズが並ぶ。300mlは税込み500円とリーズナブルな価格設定だ

 ワインに続き、長野県で新産業が生まれている。リンゴを発酵させたお酒「シードル」だ。リンゴ生産ナンバーワンの青森県、2位の長野県をはじめ、北海道、福島県、秋田県、群馬県、岡山県など日本国内で醸造所が新たに誕生し、原料のリンゴを供給した委託生産が活発化している。中でも、長野県はワイナリーを目指す移住者が増えるなど、果樹生産とその活用が注目されている。長野県をシードル生産の拠点とし、世界に誇るJAPAN CIDER発信を目指すキーマンに、3回にわたってシードルの魅力と可能性を聞く

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