挑戦する企業 ヤンマー(下)「くにさきOYSTER」安全性に着目

水産加工 連載 2020.01.17 11998号 03面
ヤンマー中央研究所バイオイノベーションセンター(ヤンマーマリンファーム)

ヤンマー中央研究所バイオイノベーションセンター(ヤンマーマリンファーム)

収穫後は、精密ろ過膜で浄化した海水を使った水槽の中で検査結果を待つ

収穫後は、精密ろ過膜で浄化した海水を使った水槽の中で検査結果を待つ

 ●料理マスターズも採用
 ヤンマーは「くにさきOYSTER」というブランド名で独自のロゴマークを作成し商標登録、冬季はマガキ(Pacific Oyster)、夏季はシカメガキ(Crassostrea sikamea)の2商品を出荷する。
 ヤンマーが目指したのは欧米スタイルのカキ文化を日本に根付かせること。欧米の生食文化を国内で広げるために、大分県国東市にあるヤンマーマリンファームで蓄積してきた水産技術を駆使し、地元自治体や漁

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