東京ドーム3個分の敷地を有する国内最大級の乳製品統合工場
竣工の会見で新工場の最大活用について方針を示す西尾啓治社長(左)と概況について説明する山登正夫取締役専務執行役員
雪印メグミルクは、戦略設備として大型投資した阿見工場・阿見総合物流センター(茨城県稲敷郡阿見町)を竣工させた。約275億円を投じ、プロセスチーズとマーガリンを年間約5万t生産する国内最大級の乳製品統合工場となる。今後は「新技術によるイノベーションを伴った商品提案と、生産拠点集約の合理化・物流費削減効果でコスト競争力を強化する」(西尾啓治社長)考えで、新商品の市場投入にも意欲を示した。(山本大介)