ニッスイグループ、完全養殖「黒瀬ぶり」注力 和牛並みの品質管理、認知向上へ

生鮮食品 ニュース 2025.03.28 12912号 02面
19日のイベントでグループ養殖事業を説明する大平全人ニッスイ水産事業副執行(左)と立川捨松黒瀬水産社長

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認知向上へ黒瀬ぶりメニュー3品を無料提供する百年割烹を期間限定で展開

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 ニッスイグループは、持続的な事業成長を図るため養殖を重要な事業に位置付けている。特に注力するのが自然界の稚魚に頼らず卵から生魚まで育成する完全養殖の「黒瀬ぶり」。個体識別ができる和牛並みの品質管理で現在の生産量1万tを30年までに1万6000tに拡大し、世界のリーディングカンパニーを目指す。国内での認知向上を図るとともに、輸出拡大にも取り組んでいく。
 ニッスイは30年までに養殖事業売上高1000億円、営業利益100億円を目指している。デンマーク、チ

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