カスミ、「フードオフストッカー」をDS業態に本格育成 収益向上目指す

ニュース 小売 2009.08.26 10200号 04面
青果売場では単品数を増やして販売を強化する

青果売場では単品数を増やして販売を強化する

 カスミは低価格路線の食品スーパー「フードオフストッカー」(FO)を本格的なディスカウントストアとして確立を狙う。従来は不振店の活性化策として標準店からの業態転換を進めてきたが、経常利益率3%を確保できるDS業態に育てる。経費率16%以下、粗利益率19%を経営指標とし、店舗運営、品揃えの標準化による生産性の向上やチラシ特売の廃止によるEDLP(毎日低価格)化を推進する。8月21日に開店したFO柏布施店(千葉県柏市)では収益力の向上に取り組み、さらなる多店舗展開に備える。

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