セブン&アイ・ホールディングス、国内外CVSに集中 SST事業上場も選択肢
井阪隆一社長
セブン&アイ・ホールディングスは10日、イトーヨーカ堂やヨークベニマルなどのスーパーストア(SST)事業の新規上場株式を有力な選択肢として検討を開始し、グループ構造をCVS事業に集中する方針を明らかにした。CVS事業との協業の維持を前提に、SST事業として独自の財務規律下で成長戦略を推進する考え。25年度までにSST事業の構造改革を完了する予定で、現実的に最速のタイミングで上場を検討する。
10日の決算説明会でセブン&アイの井阪隆一社長は「構造改革