データで読み・解き・探る食の今:SM景況感=足元で変化の兆し 先行き不透明感増す

統計・分析 小売 2025.10.10 13012号 06面
20年8月~25年8月のSM中核店舗の景気判断の推移

20年8月~25年8月のSM中核店舗の景気判断の推移

 コロナ禍を経て物価高が続き、今年の夏は記録的な猛暑の中、SMの景況感に変化の兆しが見える。好調が続いてきた売上げも8月には伸びが鈍化するなど、先行き不透明感が増している。SM3団体による20年8月~25年8月までの5年間の景況感調査から探ってみた。
 景況感調査による中核店舗の現状判断は2~3ヵ月前と比較して、見通し判断は今後2~3ヵ月先を評価したもの。5段階評価に応じた点数に回答構成比を乗じて、DI(指数)を算出した。DIは50横ばいを示す。

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