高瀬物産・高瀬社長 小型トラックも深刻 規制緩和で持続性確保を

卸・商社 ニュース 2024.06.14 12772号 01面
高瀬知康社長

高瀬知康社長

「ドライバー不足はラストワンマイルの分野でも深刻だ。政府は(大型トラックの長距離輸送だけでなく)小型トラック配送の問題にも目を向けてほしい」--業務用食材卸大手・高瀬物産の高瀬知康社長は12日、同社展示会に合わせて行われた記者会見でこのように述べ、配送の持続性確保に向けた規制緩和の有用性を訴えた。

政府は今年4月1日付でドライバーの時間外労働規制(年最大960時間)を開始。これに伴う国内総輸送供給力の低下を補うため、大型トラックの高速道路での最高速度を時速80kmから90k

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