主要な海外商品、食べるラー油(右)はロールすしのトッピングが人気
エスビー食品は12日、20年後の海外売上高比率を40%超まで伸ばすと公表した。前3月期は輸出のみの7%にとどまり、挑戦姿勢を明らかにした。主要な米国から地域営業、文化発信に注力する。構成比11%の調理済み食品を24年3月に譲渡し、多くを海外拡大で埋める。
増収減益の決算とともに中期経営計画を発表した。43年以降に海外の売上比率を40%以上にする。社内目標を公開して挑戦への具体策を示していく。少子高齢化で人口減の国内から、人口増の海外へ販売網を広げる