話題の店WATCH:地域限定・汁無し担々麺で神田にシビカラ旋風起こす

2023.02.06 528号 14面

 昨年、東京・神田にオープンした「火鍋麻辣麺」白湯×麻辣(パイラー)神田店が話題を呼んでいる。同店をプロデュースしたのは、銀座の高級クラブ「Nanae」のななえママこと、唐沢菜々江社長。麺やスープをその地域の特性に合わせ特別地域限定メニューも構築する新業態を目指し、東京・神田駅前というビジネスマンの多い土地柄に合わせて、中太麺の「神田限定!汁無し担々麺」(980円、以下すべて税込み)を開発した。同品はサラリーマンをターゲットにし、1000円でお釣りのくる価格設定で、辛さが選べ、背脂入り自家製ダレ、中太麺でガッツリ食べたい人向けだ。

 また、「白湯×麻辣(パイラー)」は、濃厚な鶏豚白湯のスープに薬膳やシビカラの麻辣醤(マーラージャン)を加える、中国では一般的な国民食。同店も現地の麻辣湯店のイメージで手軽に楽しめる店として、究極の白湯と麻辣湯のスープを提供している。

 女性客向けには、山椒のしびれ(シビカラ)を利かせ、辛さの段階が選べる白湯と麻辣湯を掛け合わせた野菜たっぷりの春雨麺の「火鍋麻辣麺」(1280円)。「薬膳白湯麺」(1180円)は、こだわりの白湯に薬膳スパイスを利かせ、春雨麺と野菜がたくさん入ったヘルシー麺だ。2品とも「やや太めの麺は中国直輸入の春雨を使用し、キクラゲと野菜類豊富な健康的な締めラーメンとして提供していく」(唐沢社長)と言う。

 ラーメン激戦区の神田で「シビカラ旋風を巻き起こし、デリバリーと合わせて月商400万円を目指す」(唐沢社長)と言う。

 ●店舗情報

 「火鍋麻辣麺」白湯×麻辣(パイラー)神田店

 経営=Baccarat/店舗所在地=東京都千代田区内神田3ー20ー6 Kanda ex1階/営業時間=11時~23時/席数=カウンター8席

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: 話題の店WATCH