喫茶特集:業態特化を牽引する有力チェーン スターバックス

1998.03.16 148号 4面

米国・シアトルから進出してきた北米最大のコーヒーチェーン、スターバックスは、最高級のアラビカ種の豆を使ったエスプレッソやカプチーノなどドリップコーヒーを看板にしている。

豆の品質管理から培煎まで徹底したこだわりで、豆は一五〇〇m以上の高地で育つアラビカ種の手摘み、それを熟練した職人がローストし、店では「バリスタ」と称するコーヒーについて専門の教育を受けたスタッフがサーブする。

日本進出第一号は、平成8年8月にオープンした銀座松屋通り店。二階建ての独立店舗。一、二階合わせ五〇坪、客席数七六席で、ゆとりの空間が広がる。ダークローストのエスプレッソ、カプチーノなどは、すでに日本でも珍しくなくなっており、専門店としてどこまで市場を拡大していけるかは未知数。

店舗は銀座店を含め、お茶の水、日比谷、赤坂、新宿など一三店舗を展開、近い将来にはFCシステム導入で全国展開を開始する。

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