うまいぞ!地の野菜(13)神奈川県使ってみたい!とっておき野菜
(1)生産者名(2)所在地(3)電話番号(4)FAX番号(5)代表者名(6)生産品目(7)特徴(8)取引条件(9)生産者のコメント
●三浦大根
(1)特産・三浦野菜生産販売連合(2)神奈川県三浦市初声町入江二六〇‐一(3)0468・88・3151(4)0468・89・4165(5)会長・三堀完治(6)大根、キャベツ、高菜、ブロッコリーなど(7)大正14年、三浦大根と名付けられ冬大根の王者として長い間君臨してきたが、最近では青首大根に取って代わられている。肉質は緻密で白く、甘みがあって煮崩れしないことから刺身のつまや、なますとして根強い需要がある(8)主に京浜地区を中心とした市場出荷。直売所での販売、宅配も可(9)太陽の恵み、自然の恵みを受けて育った「特産・三浦自然の味、健康野菜」。大根一〇〇年、キャベツは五〇年の栽培歴史を誇っています。安全で新鮮な旬の味を味わってください。
●ヤマト芋
(1)JA相模原市園芸運営委員会(2)神奈川県相模原市田名二四三六営農センター(3)042・762・4336(4)042・763・6600(5)委員長・佐藤欣三(6)ヤマト芋(7)関東では埼玉、群馬が主産地。相模原へは昭和30年代に埼玉から種を導入、産地化した。今では、ここが神奈川県でまとまった生産地として知られるようになった。形は棒状やイチョウの葉形があり、長芋に比べ粘りが強く、とろろ汁、山かけ、月見そばに、また加工用としてはんぺん、がんも、そばなどに使われている(8)宅配可(9)芋類の野菜としては珍しく生食でき、消化を助けるでんぷん消化酵素を持つ健康野菜。土壌の関係で、ほかの産地よりも粘りとコクを持っていると自信をもっています。
●湘南レッド(生食用赤玉ネギ)
(1)JAセレサ川崎湘南レッド出荷組合(2)神奈川県川崎市高津区千年七九三‐三(3)044・766・2228(4)044・777・5425(5)組合長・成田茂(6)湘南レッド(7)日本で生食用赤玉ネギの栽培が本格化したのは昭和40年代。それに先駆け36年に湘南レッドと命名されて生まれた。球の外観は鮮やかな紫紅色。輪切りにすると赤い同心円状の輪が現れる。辛みと刺激臭は赤色系品種の中では最も少なく、水分多く、甘みに富む(8)川崎市場・東京市場へ共同出荷(9)さわやかな彩りとシャキシャキした歯ごたえは、そのままサラダに。また、酢やごまとあえて夏のスタミナ食、焼き肉・冷やし中華との盛り合わせなどさまざまなバリエーションが楽しめます。
●うでピー(落花生)
(1)JAはだの(2)神奈川県秦野市平沢四七七(3)0463・81・7711(4)0463・83・0450(5)代表理事組合長・松下雅雄(6)うでピー(7)平成元年から製造開始。地場産業であったタバコとの併作として落花生が作られていたが、昔からの食べ方である掘りたてを生のままゆでて食べる習慣からこれを「うでピー」として製品化した。作付け4~5月、収穫は9月~11月。最近では早生種も栽培され、夏の盛りにも出荷が可能。現在、出荷者は四八人。総出荷量一万五〇〇〇キログラム(8)宅配可。秦野市農協特産センター秦野店(Tel0463・83・1093)、渋沢店(Tel0463・87・8835)(9)地元では昔から親しんでいるゆでピーナツ。料理にビールの友としてご賞味ください。