アメリカ食品動向 加州産ナッツ類、製菓・製パンからの拡大目論む

1993.01.18 20号 23面

ナッツ類は、これまでの製菓、製パンの原材料から食品加工、フードサービスの新メニューに採り入れられ、その使用範囲は広がりを見せている。

なかでも激しいメニュー開発競争のフードサービス業界での採用は、新たな流通ルートの開発と食材流通業者にとって、アイテムの拡大に結びつくものとして注目される。

カリフォルニア産のアーモンド、ウォルナッツ、ピスタチオといったナッツ類は、安定した供給量と価格、同時に米国農務省を中心としたアメリカ農産物の消費啓蒙による一般からのナッツ類と食生活のかかわりが認識されたため、ナッツ類‐製菓製パンの原材料といった図式から、食品加工そして外食メニューへと拡がりを見せている。

ブルーダイヤモンド日本支社(BDG)から新登場したスライスアーモンド一㎏パックの「ブルーダイヤモンド・スライスアーモンド」(一カートン一二パック)は、フードサービス向けとして開発され、ホテルレストランなどに定着している。

アーモンドは、すでにカレー料理の薬味、添加物、サラダのトッピング、串揚げ、天ぷらのコロモとその使用範囲を広げてきている。BDG日本支社では、昨シーズンからフードサービス業界への積極アプローチを打ち出した。

「私どものクッキング・インストラクターのノウハウを生かして、料理、ケーキ、デザートなどのレシピー提案を直接ユーザーに出向いてやっていきたい」(富安正巳支社長)としている。

一方、カリフォルニア・ウォルナッツの輸出相手国のトップになった日本市場への攻勢も積極的である。カリフォルニア・ウォルナッツコミッションの92~93年度のマーケティング戦略を見ても、業務用市場向けとして、製菓製パンなどの業界を核にしての充実したプロモーション活動を挙げている。

昨年まで三回のウォルナッツコンテストを実施、成功を納めており、今年4月からの四回目に向けた新機軸な企画が待たれている。また今年からホテル、レストランとのタイアップ企画も計画されており、新たなウォルナッツの魅力が提案されそうである。

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