名古屋版:「NAGOYAフードビジネスショー」開催
中部地区最大級の外食産業展示会である「第一三回NAGOYAフードビジネスショー」(社団法人日本外食品卸協会東海北陸支部主催、事務局=日本食糧新聞社名古屋支社)が9月27、28の両日、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場イベントホールで開催された。今年の出展メーカーは九八社一二〇小間、来場者数は主催者発表で約五六〇〇人を記録した。
当日は西川三郎(社)日本外食品卸協会東海北陸支部長の開会のあいさつを皮切りに、和田宗利農林水産省東海農政局長と野口治郎 日本外食品卸協会会長の祝辞、招待者によるテープカットで開会した。
今回の展示会では出展社数もさることながら、昭和30年代の屋台村、アメリカ大使館協力の料理実演も行われ、盛況を博した。
会場に設置された昭和30年代の屋台村では中華そばやカレーライス、ロバのパンなどが試食でき、訪れた人は当時の懐かしい味に舌鼓を打った。また屋台村と連動し、アメリカ大使館の協力で「懐かしく、新しい、和食とアメリカンクイジーンの出逢い」と題する料理実演も行われた。
作ったのは全日空ホテルズ・ホテルグランコート名古屋の大鹿祐司シェフ。ポテトを金塊にアーモンドを砂金に見立ててアメリカンビーフにくるみ込み、ゴールドラッシュ時代を表現した「アメリカン・ビーフゴールドラッシュ・スタイル」や、食感のよいアメリカンビーフとシメジ、マイタケを融合させ、ノスタルジックな日本とフュージョン・アメリカをイメージしたサラダ、「昭和のノスタルジック・ステーキ・サラダ」など六点を出品した。