「横濱カレーミュージアム」がオープン

2001.02.19 222号 22面

(株)マタハリー(PIAグループ、神奈川県横浜市、045・250・0833)は、横浜市伊勢佐木町に、世界で初めてのカレーのテーマパーク「横濱カレーミュージアム」をこのほどオープンした。館内は、大正時代の横浜港をイメージしたミュージアム展示やアトラクションのほか、小野員裕「横濱カレーミュージアム」名誉館長が最高の味と推奨する「ハヌマーン」を含めたカレー専門店七店舗、ミュージアムショップ一店舗が出店した。1月25日に行われた内覧会には、スンダリーシャン駐日インド公使夫妻を招いてテープカットを行った。

「横濱カレーミュージアム」は、同社が昨年11月に開業したアミューズメントテーマパーク「PIA STATION」(ピアステーション)の七、八階に世界で初めてのカレーのテーマパークとしてオープンした。キャッチフレーズは“おいしく遊ぶカレーのテーマパーク”。感性豊かなグルメ志向の女性をリードターゲットに、ファミリー、カップルなど、幅広い層が楽しめる「ファミリーエンターテインメント」を目指す。入館は無料。初年度入館数一五〇万人、初年度売上高一五億円を見込んでいる。

施設の企画は、全国のカレー専門店一〇〇〇店を食べ歩いてきた「カレー研究家」の小野員裕氏が企画監修に当たった。館内は、大正時代の横浜港をモチーフにし、波止場に停泊する豪華客船、異人街、インド商館などをビルの中に再現。同氏が最高の味と推奨する上野にあった幻のカレー専門店「ハヌマーン」のほか、横須賀市推進の“よこすか海軍カレー”「ぐーるMAN」、名古屋市の老舗「スパイスの秘境」など七軒のカレー専門店が出店した。そのほか館内を回りながらカレー文化が学べる「街並み融合型ミュージアム展示」などアトラクションも多数。

1月25日の内覧会にはスンダリーシャン駐日インド公使夫妻、「カレー研究家」の小野員裕名誉館長、一日館長としてタレントのさとう珠生さんがテープカットを行った。

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