食材トピックス:ティエラデザート「龜苓膏(グィレィコウ)カメゼリー」
ティエラデザート(株)(東京都府中市、電話042・360・9017)は、香港で人気の漢方ゼリー「龜苓膏(グィレィコウ)」通称・カメゼリーを新発売した。日本では話題だけが先行していたカメゼリーだが、いよいよ人気が本格化しそうだ。
ティエラデザート(株)の龜苓膏は、本場香港のものを研究分析し、国内生産したもの。香港のものより日本人に食べやすい味に仕上げられている。本物同様、亀のコラーゲンと五種類の薬草が配合され、漢方独特の風味が生きている。いかにもヘルシーな味わいだ。ガムシロップをかければ、味にまろやかさが出て、さらにおいしく食べられる。
また、季節のフルーツをトッピングするなどアイデア次第で、オリジナルデザートにアレンジできる。
早速、メニューに載せた店では、お客から「おみやげに持って帰りたいので販売して欲しい」という声が多く寄せられているとか。
龜苓膏のルーツは、遠く清の時代まで遡る。宮廷医が皇帝の病気を治すため、薬草と金銭亀の甲羅を使って考案した薬がその始まりといわれている。その後、宮廷医の末裔が香港に移り住み、「体に溜まった余分な熱をとり、健康や美容によい」と売り出したところ、たちまち人気となった。
香港の街中には、龜苓膏の看板を掲げる店が数多くある。どこも若い女性からお年寄りまで、幅広い年齢層のお客で賑わっている。
日本では最初、国際線のスチュワーデスのあいだで評判となり、国内でも知られるようになった。近ごろは、香港に行けば必ず食べるという女性も増えている。
これまで、名前は知っていても実際に食べたことがない人が大半だっただけに、大ブレークとなるのは必至だ。
◆「龜苓膏(グィレィコウ)カメゼリー」/原材料=亀ゼリーの素(デキストリン、仙草粉、金銀花、甘草、亀粉、タンポポ、ニンジン粉)/荷姿=四五〇g×二四/賞味期限=常温六ヵ月/調理方法=冷やして提供
▽問い合わせ先=ティエラデザート(株)(東京都府中市紅葉丘一‐二八‐五、電話042・360・9017)