中国進出14年のマクドナルド、フランチャイズ解禁

2004.12.06 294号 14面

マクドナルドは10月20日、マクドナルドが中国に進出して一四年、今回初めてフランチャイズが解禁されることになった、と発表した。加盟料として四〇〇万元(約五二〇〇万円)を払い、マクドナルドの設備、看板、机やイス、そして内装を使用することが許される。加盟料には建物などの費用は含まれていない。

また、中国の主要四都市、北京、上海、広州、廈門で新たな朝食のシリーズを展開するという。

マクドナルドは初めてフランチャイズを解禁するが、フランチャイザーであるマクドナルドが土地や建物などの投資を行い、フランチャイジーが設備や看板、イスや机、内装の面で投資するとしている。

設備や内装などの投資に加えて加盟料として三三〇万元から四〇〇万元を払っても、ケンタッキーの八〇〇万元(約一億〇四〇〇万円)よりはかなり安い。

マクドナルドの関係者によると一般のマクドナルド店では店に入る利益を得られるだけだが、フランチャイズ方式による一定の配分を受けることができる。

ジム・カンタルポ氏がマクドナルドCEOに就任して以来、マクドナルドは中国で急速に拡大しているが、二〇〇四年には中国で約一〇〇店舗開店し、今後数年間毎年同じ規模で拡大する予定である。

((株)アジア通信社社長・徐静波)

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