物語コーポレーション、「大阪梅田お好み焼本舗」3年で150店目標

2006.08.07 317号 4面

焼肉一番かるび、丸源ラーメンなど全国に90店舗展開する(株)物語コーポレーション(愛知県豊橋市、電話0532・63・8001)は、大衆的な食べ物であり、かつ専門性があり、外食市場において寡占化が進んでいない「お好み焼き」に着目し、新業態の「大阪梅田お好み焼本舗」=写真=として直営第1号店を05年12月に神奈川県相模原市、06年3月に愛知県豊橋市に第2号店をオープンした。

この2店舗が好調なことから出店を拡大、各地域の有力企業とパートナーシップを組むサブフランチャイズ制を導入し、3年で150店舗体制を目指す。今夏からエリアパートナー企業募集を開始し、3年で全国20社とのサブフランチャイズ契約を目指す。初年度の目標は10社。

従来のお好み焼き屋は、郊外型のフリースタンディング店舗がほとんど存在せず、またファミリー層が行きにくい専門店が多かったが、「大阪梅田お好み焼本舗」は郊外のロードサイド出店を前提に、さまざまなシチュエーションでの利用と幅広い客層をターゲットに置いている。

物語コーポレーションでは、「お好み焼き市場は1800億円だが、お好み焼き業態を多店舗展開する企業の売上げシェアは約13%。当社直営店舗の実績からみるとお好み焼き市場はまだ未成熟市場であると判断。今後売上げシェア5%(約90億円)を目標に、3年でお好み焼き企業のリーディングカンパニーを目指す」としている。

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