普通の主婦の思うこと(10)女性は野菜好き

2006.11.06 321号 6面

農薬を使わず、毛虫や土がついたままの有機野菜を売るお店が、テレビで紹介されていた。小さな店舗で、毎朝、千葉の農家まで野菜を仕入れに行くそうだ。店舗で月150万円売り上げ、インターネットでは50万円売り上げるらしい。スーパーの野菜より、形が悪く、値段も高いが、固定客が多いそうだ。

次の日、テレビのコマーシャルで、野菜ソムリエがおいしそうな野菜料理を作っているのを見た。何のコマーシャルかと思っていたら、サークルKサンクスのお弁当だった。コンビニで野菜を多く使ったお弁当があれば、女性客は少し遠くても買いに行くだろう。

どんなレシピがあるのか気になり、インターネットで調べてみた。野菜ソムリエ監修レシピのお惣菜は以下の通りだ。「きのこと根菜のけんちん汁」(305円)、「緑黄色ミネストローネスープ」(同)、「豚汁」(同)、「野菜たっぷりのコンソメスープ」(同)、「温野菜サラダ」(同)、「小松菜ときのこのおひたし」(250円)、「刻み昆布と野菜の煮びたし」(260円)、「厚揚げと野菜のラタトゥーユ」(280円)、「7種野菜のチャプチェ」(295円)などがあった。

すべて、お野菜たっぷりで彩りもよく、おいしそうだった。お値段も手ごろで、ヨーグルトやおにぎりと一緒に食べれば、おなかも満たされそう。ただ、近所にこのコンビニがないので、買いたくても買えないのが残念。

(外食エッセイスト 斉藤恵)

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