関西版:リボン食品、業務用油脂2品発売
今年創業100年を迎えた業務用素材メーカーのリボン食品(株)(大阪市淀川区、電話06・6301・6855)は約2年ぶりとなるプロ仕様の業務用油脂2品、計6アイテムを新発売した。
製菓・製パン向け高級コンパウンド油脂シリーズの「ナチュラーレ・ボンベイク」には、「ボンベイクM」「ボンベイクCP」「ボンベイクフレッシュ」の3タイプがある。北海道産のミルクを使用し、豊かなコクでバター風味が強く出ている。優れた作業性で効率アップも可能。着色料、酸化防止剤、香料を使用せず、添加物をできるだけ抑えた。3タイプの中でも「ナチュラーレ・ボンベイクフレッシュ」は乳脂肪分50%でバターに近い仕上がり。いずれも要冷蔵保管で、荷姿は5kg×2合。
付加価値パイ「パイメーク・パートシリーズ」は専門料理店や洋菓子店のプロ向けで3タイプ。砂糖入りでタルト台や焼き菓子用のクッキー生地「パート・シュクレ」、繊細な味わいのフィリングの味・風味を生かす練りパイ生地「パート・ブリゼ」、バター使用でミルフィーユやリーフパイ用でサクサクの食感が特徴の折パイ生地「パート・フィフテ」。3品とも1kgと小口包装で、解凍時間が短くロスも少なくなる上、小口ユーザーにも使いやすい。いずれも要冷凍保管で、賞味期限12ヵ月、荷姿は1kg×5枚×2合。
開発に時間をかけた商品の上、日本で初めてマーガリン、業務用冷凍パイを開発した同社の新商品とあって、業界内では熱い期待が寄せられている。