飲み代3年連続アップ キリン食生活文化研究所が会社の人とのお酒の飲み方調査
キリンホールディングス(東京都中央区、電話03・5540・3448)のキリン食生活文化研究所はこのほど、「会社の人とのお酒の飲み方」についてインターネットによる意識調査を実施した。その結果、1回当たり平均予算は3年連続で増加し、景気の回復基調を裏付ける回答となった。また、「一緒に飲みたい上司を有名人でいうと」の質問では、昨年の星野仙一に代わり所ジョージが初の1位を獲得。同研究所では「気さくで明るい人柄の上司と楽しく飲みたいという傾向に変化している」と分析している。
同調査によれば、1回当たりの平均予算は06年比40円増の4851円。調査を開始した04年から比べると289円アップした。職場の人と酒を飲む頻度は「月平均1・8日」と昨年並み。主な話題は「仕事の話」(80・1%)、「仕事の愚痴・失敗談」(51・7%)、「職場のうわさ」(43・4%)と仕事関係が上位を占めた。よく飲む場所は「居酒屋」(90・7%)が圧倒的に多く、「レストラン・ダイニング」(23・8%)、「ビアホール・ビアガーデン」(19・5%)を大きく引き離した。対象は全国の20歳以上の男女、有効回答数9140人。