特集・宅配ピザ 大手14社社長にアンケート 「ミラノピザ」

1994.10.03 61号 17面

【Q1】

当社としては、宅配ピザの市場は今後とも着実に拡大していくと思う。その理由としては、昨年のコメ不足などにより消費者の米食離れが進むと思われる。その結果としてピザなどの外の食が主食となる比率が高くなるだろう。

またバブルの崩壊以降の経済状況の中、共働きが増大すると思われ、その結果としてピザなどのデリバリービジネスの需要が高まると思われる。

【Q2】

(1)当社はナショナルチェーンを目標とし、北関東を中心としてドミナント方式の出店を展開している。

(2)チラシ、AM・FMラジオおよび定期的なプロモーションにより、売上げの増大を見込むというオペレーションで行っている。

(3)他チェーンとの差別化を第一と考え、素材を厳選し高品質の商品を低価格で提供し、ピザの専門店というポリシーで商品開発をしている。

(4)ミラノピザでは、新しい食文化の創造をめざしこれまで培ってきた経験と実績をもとに、総合飲食産業の道を歩んで行きたいと考えている。

【Q3】

既存の外食産業の例を参考にして考えるとすれば、日本でもアメリカと同じような発展をとげると思われる。その結果として日本の宅配ピザ業界の未来は、非常に明るくすばらしい発展を見ると思う。

当社の業界での位置としては、独自の位置を確保し着実な経営を行っている。認知度としては、現在までの流行的な食ではなく、ごく普通の食事として、日本人の食の中に取り入れられていると思われる。

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