黄桜酒造、6月16日「キザクラ・カッパ・カントリー」オープン

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黄桜酒造(株)(京都市伏見区、075・611・8115)は、創業地である伏見区塩屋町の本店蔵を修復改装し、「キザクラ・カッパ・カントリー」として6月16日にオープンする=写真。

古くから酒どころとして栄えた伏見。その歴史ある街並みや酒蔵を保存し、さらには地ビール製造販売を通じて地元伏見の街の活性化に貢献していきたい‐‐そんな思いが地ビール事業の本免許取得によって、いよいよ実現する。

「キザクラ・カッパ・カントリー」は、次の五つのゾーンで構成されている。

(1)二種類の地ビールを製造する「麦酒工房」(Kappa・Beer・Brewery)(2)できたての地ビールと料理が味わえる「黄桜酒場」(Kappa・Tengoku)(3)清水崑・小島功両氏のかっぱの原画や歴代イメージタレントのポスター、CFなどで黄桜の広告の歴史が楽しめる「黄桜記念館」(Kappa・Gallery)(4)酒蔵に緑の空間をとり入れた「黄桜広場」(Kappa・Garden)(5)酒蔵独特の雰囲気の中、醸造期間中はお酒のほのかな香りがする「清酒工房」(Kappa・Sake・Brewery)、このゾーンは7月10日オープンの予定。

伏見の街のゲストハウスにふさわしい充実した内容を備えている。

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