シーズン突入 ビアホール/ビアガーデン ニューアサヒ「スーパードライ」

1995.06.19 78号 18面

アサヒビールの外食子会社(株)ニューアサヒは、三井アーバンホテル隣にあるポルシェプラッツ地下一階でビアホール「スーパードライ」を経営する。

かつてのビアホールは、サラリーマンが中心で、店のつくりも重厚なイメージがあった。ところがこの店は、入り口のドアを開けると、そこには宇宙空間のような広がりがある。高い天井、さまざまなイルミネーションが飾られ、「四次元空間をイメージしたつくりです」とは(株)ニューアサヒの山下正隆取締役営業推進広報担当。

約二〇〇坪・客席二六〇席という超大型店舗で、客層は二〇代中心のグループや女性客と若者層が圧倒的に多く、平均客単価三五〇〇円。不況が続く中でも月商三〇〇〇万円以上という繁盛ぶり。

飲み物は、アサヒの生ビールスーパードライの生タンク売りが目玉だが、ほかにレーベンブロイ、クアーズなども用意している。料理は、自慢のジャーマンポテト入り「ジャーマンビッグオムレツ」(一〇〇〇円)、「ミックスピザパイ」(九インチ=九五〇円)、七品種盛合わせの「アンティパスト」(一二〇〇円)などが人気メニュー。おすすめは他店にない細かいパン粉をつけて揚げ、中はネギトロの生の「ネギトロのタルタル風」(一〇〇〇円)。

オールシーズン飲料のビールを「すべての人が自由に来店し、くつろげる語らいの場を提供したい」という山下正隆氏。一度は行ってみたい銀座のビアホール。

◆「スーパードライ」(東京都中央区、03・3289・0631)

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