特集・カクテル 次にはやるのはこの素材使用カクテル4選
☆材料
リカール40ミリリットル
クランベリー20ミリリットル
☆作り方
すべてをシェークし、クラッシュアイスを詰めたロックグラスに注ぐ。
フランス産が圧倒的に多く、プロヴァンス産は四五度、その他は四〇度。
八角(アニス)、甘草その他の香草をたっぷり使ったリキュール(エキス二%以下のスピリッツもある)。
世界で三番目に入る販売量を誇る。日本ではアブサンのイメージが強く、広まり難かったが、最近のプロヴァンスブームから注目を浴びるようになった。
成分中のアニス油は水に溶け難いことから、加水により白濁し、美しい色を呈す。
☆材料
ウオツカ30ミリリットル
グレープフルーツジュース
30ミリリットル
クランベリージュース30ミリリットル
☆作り方
すべてをシェークし、氷を二~三個入れたロックグラスに注ぎ入れる。
☆材料
ウオツカ30ミリリットル
クランベリージュース適量
☆作り方
すべてをシェークし、氷を二~三個入れたビルドタンブラーに注ぐ。
和名ツルコケモモと呼ばれる。
北アメリカで収穫され、ビタミンCが豊富。色がきれいなため、色づけとしても活用されている。
日本へは七~八年前から入っていたが、カクテルの素材としてなかなか広まらなかった。アメリカ西海岸でウオツカと合わせたカクテルがはやり、日本へもシーブリーズとして上陸。次第にカクテルに使われ、昨年からコンクールによく出るようになった。
メキシコオリンピック以後世界中に広まった酒。竜舌蘭の樹液が原材料。
ジン、ウオツカ、ラムに続き四大スピリッツの仲間入りを果たしたが、活躍はこれからだ。
テキーラベースの代表選手マルガリータの魅力があまりにも強く、これに続くカクテルの影が薄い。第四のスピリッツ、テキーラの今後が期待される。
☆材料
テキーラ4/6
ブルーキュラソー1/6
ライムジュース1/6
ミドリ1〓
☆作り方
すべてをシェークし、カクテルグラスに注ぐ。
☆材料
テキーラ2/4
グリーンミント1/4
ライムジュース1/4
☆作り方
すべてをシェークし、カクテルグラスに注ぐ。
コニャックとファッションフルーツをミックスした、全く新しいリキュール。
ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルスでは、昨年に引き続き今年も爆発的人気を呼んでいる。日本でも、昨年末から各コンペティションで多数の出品が見られる。
アルコール度一六度、エキス一四・四%、使い方として、ストレート、オンザロック、ソーダ割のほか、デザート、料理(鴨肉、白身肉)のソースなどがある。
☆材料
アリーゼ30ミリリットル
バニラアイスクリーム25g
グレナデンシロップ1〓
レモンジュース1/2〓
クラッシュドアイス1/2〓
☆作り方
すべてをブレンダーにかけ、サンデーグラスかソーサー型シャパングラスに注ぐ。ストローとスプーンを添える。
☆材料
アリーゼ30ミリリットル
グレープフルーツ15ミリリットル
グレナデンシロップ1〓
シャンパン適量
☆作り方
シャンパン以外をシェークし、フルートグラスに注ぎシャンパンを満たす。
カクテルブームにのってカクテルの創作熱も高まっている。スピリッツ、リキュール、ジュース類の種類も円高を背景に増える一方だ。そこで、カクテルの創作者として名を馳せる資生堂パーラーのバー「ロオジエ」の上田和男氏に今後話題となりそうなドリンクを使って、いくつかのカクテルを作ってもらった。
上田和男氏
(株)資生堂パーラー
バー「ロオジエ」店長兼チーフバーテンダー
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北海道生まれ。昭和41年東京バーテンダースクール職業科卒業後、東京会館へ勤務の後、資生堂パーラーに入社、現在に至る。全日本バーテンダー協会カクテルコンクール全国優勝、世界カクテルフェスティバル銀賞、スコッチ・ウイスキー・カクテルコンクール優勝など数々の受賞を果たしている。このほか「カクテル・ブック」「上田和男のカクテルノート」などの著作がある。