メニュートレンド:サバがキテる、焼き魚が熱い! ランチは「鯖の塩焼き」一本で勝負

2019.05.06 483号 02面
鯖塩焼き弁当1,000円(税込み)サバはもちろん、日替わり副菜すべてにこだわりが詰まっている

鯖塩焼き弁当1,000円(税込み)サバはもちろん、日替わり副菜すべてにこだわりが詰まっている

備長炭で丁寧に焼き上げる

備長炭で丁寧に焼き上げる

蓋をしてもサバが見えるよう弁当箱にもこだわりが

蓋をしてもサバが見えるよう弁当箱にもこだわりが

 サバの人気が急上昇している。昨年は、ぐるなび総研の「今年の一皿」にサバが選ばれ、サバ缶が料理レシピの検索・投稿サイト、クックパッドの「食トレンド大賞」を受賞、サバ缶の生産量がツナ缶を抜くなどサバ食ビジネスは盛況だ。その中でも注目度が高いのが、「鯖の塩焼き専門店 鯖なのに。」の「鯖塩焼き弁当」だ。

 ●ランチは定食も弁当も「鯖の塩焼き」一本で勝負

 「鯖なのに。」はサバの塩焼き専門店。昨今のサバブームに先んじてサバに注目し、塩サバに特化した店。ランチは「鯖の塩焼き」一本に絞り込んで、弁当と定食で提供している。「今みたいなサバ人気が出る前でしたから、鯖の塩焼き一本で勝負するというのは、かなりヤバイ挑戦だったと思いますよ(笑)。でもだからこそ差別化できるんです」と語るのは小泉博晶店長。

 その狙い通り、瞬く間に話題を集め、テレビ、雑誌、Webなどのメディアで次々に取り上げられると同時に、SNSでも情報が拡散した。「大森」という微妙な立地ながら、鯖の塩焼きを食べるために、わざわざ下車する人も少なくない。

 鯖の塩焼きで勝負する以上、サバには徹底的にこだわる。「茨城県波崎にある老舗干物店『越田商店』さんの『鯖文化干し』を使用しています。40年余り塩だけを継ぎ足して使い続ける“秘伝のつけ汁”は唯一無二。青魚独特の臭みがまったくないんです。この鯖文化干しとの出合いで、サバで勝負することを決意しました」。

 こだわりはサバだけではない。「毎日食べても飽きない、お年寄りから小さなお子さんまで、おいしく食べていただけて、体にいいものを提供しています」と、副菜の一つ一つがサバを強力にバックアップしている。

 ところで店名の「鯖なのに。」、この後に続く言葉は何だろう? サバなのに臭みがない、弁当が売れる、骨が少なくて食べやすい、子どもも大好き、肉ブームに負けない……など。もしかしたら、これがきっかけで、次は焼き魚ブームが起こるかもしれない。

 ●店舗情報

 「鯖の塩焼き専門店 鯖なのに。」 所在地=東京都大田区大森北1-7-1/開業=2017年/坪数・ 席数=7坪・テーブル10席、カウンター5席/営業時間=11時~14時30分、17時~21時、日・祝日11時~16時。不定休/平均客単価=昼1000円 夜1500~2000円

 ●愛用資材・食材

 「しょうがの特製味噌漬け」 坂本商店(東京都大田区)

 味噌専門店のひと味違う味噌漬け

 坂本商店は大正11年創業以来、全国各地の味噌を30種類以上揃えて、量り売りしている。昔ながらの手法で作られた「酵母の生きている味噌」が自慢。「定食に付く味噌汁の味噌もここで購入しています。老舗の味噌屋さんの漬物は、味噌にしっかり漬かっていて、香りがいい。1切れでご飯が進みますよ」と小泉店長。

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