吉野家「スタミナ超特盛丼」（798円・税抜き）（左）と伝説のすた丼屋、名物すた丼の店「オールスター焼肉丼」（味噌汁付き930円・税込み）

　◆着眼キーワード：牛・豚・鶏の3種肉盛り

　吉野家＆伝説のすた丼屋・名物すた丼の店

　●悪魔的魅力の“肉の食べ比べ”丼

　吉野家で4月から、伝説のすた丼屋、名物すた丼の店（以下、“すた丼”屋）で5月から、まるで同じコンセプトの新メニューが登場した。牛肉、豚肉、鶏肉の3種の肉を勢揃いさせた豪快丼だ。

　吉野家の「スタミナ超特盛丼」は、牛カルビ、豚肉、鶏肉をご飯の上にのせ、フライドガーリックと青ネギをトッピング。

　“すた丼”屋の「オールスター焼肉丼」は、牛カルビ、豚トロ、鶏もも肉、炒めたニンニクの芽、玉ネギをのせている。どちらもニンニクたっぷりの焼肉ダレで味付けしているが、おろしニンニク配合のタレを使った“すた丼”屋の方が、パンチが効いているかもしれない。

　当編集部で実際に重量を比較調査してみたところ、吉野家「スタミナ超特盛丼」は「牛90g、豚60g、鶏90g」に対して、“すた丼”屋「オールスター焼肉丼」は「牛70g、豚50g、鶏120g」（※購入商品を編集部で実測した数字）。また、カロリーは、吉野家が1727kcal、“すた丼”屋は1403kcal。健康志向の昨今、思わずひるんでしまうほどの高カロリーだが、それでも「肉をがっつり食べ比べてみたい！」という悪魔的な欲求を喚起するメニューだ。