●レトロな雰囲気とポップな韓国カルチャーが合わさった空間

　東京・新大久保のメインストリートに2021年12月、韓国料理専門店が集結した新グルメスポット「新大久保韓国横丁」がオープンした。1、2階の2フロアで構成され、総面積210坪・席数450席。2階は1月中旬のオープンを予定している。

　1階はチヂミやトッポギ、サムギョプサル、ホルモン焼きなど、韓国料理の専門店10店舗が軒を連ねる横丁スタイルだ。韓国にある昔ながらのパワフルな韓国市場をイメージしており、韓国出身の料理長が取り仕切る個性が際立った店ばかりを集めたという。横丁内に隣接する店舗のメニューなら出前も可能で、離れた店の料理もテイクアウト購入して楽しめる。2階はカラオケルーム8室、スナック、バーのほか、1階の各店舗から出前ができるフリースペース30席を設ける予定だ。

　横丁型スポットは繁華街を中心に数多く登場しているが、本格韓国料理や韓流グルメだけを集めたタイプの横丁は初といっていいだろう。今後、新大久保エリアを代表する一大人気グルメスポットに成長しそうだ。

　●店舗情報

　「新大久保韓国横丁」

　運営＝JDREX／店舗所在地＝東京都新宿区大久保2-19-1セントラル大久保1、2階／営業時間＝11時30分～23時30分。無休／坪数・席数＝1階120坪・327席、2階90坪・123席

　【1階　出店一覧】※価格はすべて税込み

　「チュンヒャンジョン」　はるさめ、海苔巻き揚げなどを提供。マッコリも楽しめる。チヂミ盛り合わせ1,958円ほか

　「マポ豚足」　漢方材料で煮込んだ豚足が名物。ポッサム、ネジャンタンなどのローカルメニューを揃える。豚足（小）2,178円ほか

　「泡泡シャンパンマニア」　餃子とシャンパンをカジュアルに楽しめる。チヂミ、トッポギも。餃子6個550円ほか

　「チキン屋」　韓国ではやっている多様なチキンの専門店。ヤンニョムチキン（小）1,078円ほか

　「漢江の奇跡」　サムギョプサルをメインとしたレトロな豚肉専門店。厚切りサムギョプサル1人前1,628円（2人前～）ほか

　「ヨスバンバダ」　カンジャンケジャン、ヤンニョムケジャンなどが食べられる韓国式海鮮屋台。カンジャンケジャン2,750円ほか

　「ホンデポチャ」　新大久保発の人気店。チーズタッカルビ、エビチーズフォンデュなどを提供。エビチーズイイダコフォンデュ（2～3人前）2,780円ほか

　「シンサドンホランイ　コプチャン」　韓国ソウルで流行中のホルモン焼きの専門店。チュゴプLAカルビ焼盛り合わせ1人前2,079円（2人前～）ほか

　「第一食堂」　釜蓋で焼くプルコギや豚チュムルロクが食べられる韓国家庭料理専門店。釜蓋チュムルロク2,838円ほか

　「上海ポチャ」　ジャージャー麺、チャンポン、韓国式酢豚などを提供する韓国式中国料理店。ジャージャー麺825円ほか