ファンくる・モモちゃんのなるほど外食データ:消費者意識の変化 ご褒美スイーツに進化したかき氷
いよいよ夏本番。年々暑さが増している中、食で涼を取る人も多いのではないでしょうか。「ファンくる」では、夏の定番スイーツであるかき氷をテーマに「ファンくる」会員1000人(男性300人、女性700人)に調査を実施しました。
まずは、好きなかき氷の食感について。「きめ細かいふわふわなかき氷」60%、「粗目のかき氷」6%で、世代を問わずふわふわのかき氷が人気です。
「どのようなかき氷を注文したいか」という質問に対しては、「天然氷など素材にこだわったもの」37%、「白玉などトッピングがたくさんのっているもの」22%、「パフェやケーキのようにアレンジされたもの」13%に。20代では「インスタ映えするもの」15%という数字もあり、見た目に楽しくSNSでシェアしたくなるものがやはり人気傾向です。
かき氷に出せる金額については、400~600円未満が25%と最も多く、次いで800~1000円未満が20%に。世代によって特徴が見られ、1200~1400円未満との回答は全体では8%ですが20代では15%と、若い世代はかき氷が1000円以上の価格でも抵抗がない様子がうかがえます。
近年のかき氷ブームで、1000円を超える価格帯のかき氷専門店が増えたことも、この結果に影響しているのでしょう。お祭りの屋台やレストラン、喫茶店のデザートメニューの一つであったかき氷が、現在ではパンケーキのように行列に並んで食べる少しぜいたくなスイーツへと進化しつつあるというわけです。
●ファンくる
国内最大級の顧客満足度向上プラットフォーム。お客さまのホンネを基に、効率的に顧客満足度を高めることが可能。定期的に意識調査も行っている。/運営=(株)ファンくる