繁盛店のまかない:カッペリーニではなくそうめんを使用
●これからの暑い時期にうれしい冷たいまかない
「平塚 肉バルSOLE」は、肉系メニューとイタリアンの逸品料理が人気のバル。まかないは、毎回、三好美樹雄オーナーシェフの手作りだ。
「店のメニューは、みんな、食べ飽きているから、『何、食べたい?』と聞いて、リクエストに応えて作ります」と三好オーナー。
この日のまかないは、新玉ネギ、菜の花、むきアサリを使った冷たいつけ麺。イタリアンの麺といえばパスタだが、あえてそうめんを使用。
新玉ネギをミキサーにかけてみぞれ状にしたものに麺つゆ、ガーリックオイル、水、和風だしの素、塩で味を付けてひと煮立ちさせ、冷凍のアサリのむき身と菜の花を加えて冷蔵庫で冷やす。これにゆでたそうめんをつけて食べる冷製つけめんだ。「そうめんではなくカッペリーニを使用すれば、店のメニューになるのでは?」と思うほど見た目も味も完成度が高い。
「今どきの子は好き嫌いが多くて(笑)。いろんな種類のキノコを入れて、キノコのうまみ満載の鍋を作ったら、『キノコが食べられない』と言っていた子が、『初めてキノコがおいしいと感じました』と言ってくれてうれしかったですね」と、同店のまかないには三好オーナーの愛情がたっぷり入ってる。
●店舗情報
「平塚 肉バルSOLE」
所在地=神奈川県平塚市宝町5-25 GAUDIビル別館1階