ハウス食品と壱番屋、韓国・ソウル市内にカレーレストラン1号店を開店

2008.04.07 340号 23面

 ハウス食品(株)と(株)壱番屋は、韓国でのカレーレストラン第1号店をソウル市江南(カンナム)に、このほど開店させた。2社は韓国の大手食品会社(株)農心と合弁企業「韓国カレーハウス(株)」を07年9月に韓国で設立、今回の1号店は同社の直営第1号店となる。

 ハウス食品と壱番屋は日本の国民食であるカレーを世界に広げるため、日本でもなじみの「CoCo壱番屋ブランド」でカレーレストラン事業を共同で展開することとし、04年9月には中国・上海で1号店を開店。その後05年9月には台湾で1号店を出店させてきた。08年2月末現在のアジアでのカレーレストランは中国で9店(上海7店、北京1店、成都1店)、台湾3店の計12店を展開している。

 韓国では、08年夏をめどに直営店2号店をソウル市内に出店、当該2店舗で運営モデルを確立させた後、09年度から韓国カレーハウス(株)をエリアフランチャイザー、(株)農心をエリアフランチャイジーとするフランチャイズ展開を予定している。

 1号店は62席を用意し、カレーメニュー21種とスパゲティ、ピラフ、オムライスなどの洋食メニュー、サラダ、デザート、各種飲料を提供する。客単価は約8500ウォン(日本円で約1100円)を想定している。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: ハウス食品