冷やし麺特集:食材活用の知恵=あみ印食品工業「胡麻辛懐石・老舗のざる中華」

2009.06.01 358号 06面
「Wつけ汁のつけ麺」

「Wつけ汁のつけ麺」

 ◇Wつけ汁のつけ麺 800円

 ●料理内容

 「胡麻辛懐石」と「老舗のざる中華」を店のがらスープで2倍に薄める。ゆでた中華麺を冷水でしめ、器に盛り、チャーシューや野菜類を冷やし中華風に飾る。ピリ辛の「胡麻辛懐石」の汁&甘口の「老舗のざる中華」の汁が、最後まで飽きさせない。翡翠麺も選べる。

 ●使用状況

 店のスープは干した魚介類を使った和風テイスト。店の味を壊さない中華つけ麺だれを探していたという。「『胡麻辛懐石』は、担々麺ベース用でもあるのに和風だしを利かせているところが、『老舗のざる中華』は、あごだし(トビウオのだし)を使用しているところが、独自性があって気に入った」(店主)。どちらかだけを選べなかったので、いっそのこと2種のつけ汁で提供しようと思い付いたという。このアイデアは当たって大評判に。

 ●使用食材:あみ印食品工業(株)「胡麻辛懐石・老舗のざる中華」

 「胡麻辛懐石」は、深いりごまをベースに和風だしをブレンドしたピリ辛味のつけ麺だれ。黒酢使用・化学調味料不使用。規格=1kg×6袋

 「老舗のざる中華」は、本醸造濃口醤油をベースに、あご、本鰹などの和風だしをブレンドした、さわやかな甘みの中華冷麺・つけ麺スープ。規格=1.8リットル×6本

 ○某ラーメン店/大阪市中央区

 地下鉄B駅近くの繁華街に立地するラーメン店。客席は20席ほど。だし、麺にこだわるがんこオヤジの店。関西では有名店で、ラーメン店めぐりには欠かせない。一見普通のラーメン店だが、出てくるメニューはユニークで、何回来店しても新しい発見があると評判。

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 匿名での事例紹介は当事者さまの都合により実名を伏せています。記事内容は実例をもとにしたフィクションです。料理は当企画のために実例を再現したものです。

 この企画の問い合わせは (株)横浜エージェンシー 電話045・312・3052 営業第1部 担当/杉山、佐藤、古山

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