日本マクドナルド、高価格バーガー4品投入

2010.02.01 368号 06面

 日本マクドナルドは、品質を訴求した4種類の高価格ハンバーガーを順次販売する。本場アメリカンテイストのハンバーガー4品はいずれも通常比2.5倍のビーフパティを使用、価格は400~420円と既存メニューではダブルクォーターパウンダー・チーズに次ぐ高価格帯とした。品質や価値を訴求した新年第1弾商品で、「より一層加速したい」(蟹谷賢次コーポレートリレーション本部部長)という。まず3段バンズの「テキサスバーガー」を2月上旬まで販売する。

 ハンバーガーが本場のアメリカにテーマを絞り、4つのエリアに分け地域色を追求した味、という新機軸を導入した。「アメリカの味を多方面から実現した4種のバーガー」(商品開発担当者)の発売は、「テキサスバーガー」に次ぎ2月上旬から同下旬まで「ニューヨークバーガー」、続いて2月下旬から3月中旬まで「カリフォルニアバーガー」、最後に3月中旬から同下旬まで「ハワイアンバーガー」を投入する。

 同社は09年上半期の全店売上高前年比4.1%増、連結営業利益32.8%増と市場の牽引役を果たした。100円マックをはじめとした低価格帯商品と並んで、クォーターパウンダーや同バーガーなどの高価格帯商品も展開している。「どの商品も期待以上の価値を約束」(蟹谷部長)と強調、今年もまた市場を席巻しそうだ。

 ワイルドな味わいの「テキサスバーガー」は、弾力がある3段バンズで、上段にフライドオニオンを挟んだボリューム満点の逸品だ。スタイリッシュな「ニューヨークバーガー」は、クラブハウスサンド、ビーフ、野菜が、辛みの効いたマスタードソースとマッチする。「カリフォルニアバーガー」は、ソースに赤ワインを使用したもので、ソースの香りとレタスの食感が同時に味わえる。「ハワイアンバーガー」は、ロコモコのライスをパンに置き換えたバーガーで、特製グレイビーソースと卵が絶妙に合う逸品だ。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: マクドナルド