パスタ特集:ピエトロ「ナスとひき肉の辛味スパゲティ」

2011.09.05 390号 15面
福岡県内の直営店では地元特産「博多なす」を使用。また同社の流通商品レトルトパスタソースシリーズの一品「なすとひき肉」は同メニューを参考に開発され、こちらも一番人気を誇っている

福岡県内の直営店では地元特産「博多なす」を使用。また同社の流通商品レトルトパスタソースシリーズの一品「なすとひき肉」は同メニューを参考に開発され、こちらも一番人気を誇っている

 ●世代を問わず一番人気

 1980年に福岡市天神でオープンした一軒のスパゲティ専門店からスタートした「ピエトロ」は、現在西日本・関東甲信越エリアに店舗網を広げ、国内に59店を数える。

 一番人気の「ナスとひき肉の辛味スパゲティ」は、84年のメニュー化以来、世代を問わずに人気のあるメニュー。ボリュームもあるので男性客には特に好評で、メニューに悩むと必ず注文する常連客も多い。斜めに厚切りし、じっくりと素揚げしたナスを放射状に盛り付け、和風味のひき肉をのせ、長めに切った万能ネギで彩る。パスタにはサンマルツァーノ種トマトを主原料にオリジナルのガーリックオイルで味付けしたトマトソースを絡めてある。ナスの食感にはこだわり、揚げ方の細部にまで注意をはらっている。

 上にのせたひき肉は、醤油、砂糖、唐辛子で甘辛く煮付けた和テイスト。これは5種類のソース、10種類以上の具材から好みの組み合わせで食べられる名物メニュー「具材とソースを選べるスパゲティ」でも使われているもの。お客のオリジナルスパゲティができる、創業当時からのユニークなメニューだ。

 ◆「ピエトロ」 経営=(株)ピエトロ/本社所在地=福岡市中央区天神3-4-5/店舗数=60店舗(2011年6月末現在)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: ピエトロ