女性客を呼ぶタンメン特集:紅虎餃子房「野菜たっぷりタンメン」
●圧巻7種野菜470g 大きめカット彩りもアップ
紅虎餃子房といえば黒胡麻担々麺や鉄鍋棒餃子などが有名。今や全国区の中華チェーンへと成長し、北海道から九州まで70店と店舗網を拡大している。
個性的なメニューが勢揃いするなかで、「野菜たっぷりタンメン」は1996年の創業当初からあるロング・セラー商品だ。
麺は、つるっと滑らかなもみ細タイプ。スープの絡み具合もよいちぢれ麺を約130g。対して具材はキャベツ、白菜、タケノコ、玉ネギ、ニンジン、レンコン、モヤシ、赤ピーマン、キクラゲと7種類もの野菜を470gと圧巻のボリュームで盛り付ける。野菜は彩りの鮮やかさと食感の違いを楽しめるように選んでいて、ヘルシー志向の女性客を中心に根強い人気を誇っている。スープは鶏がらをベースにした塩味で、あっさりながらもしっかりとコクを出している。
セットメニューについては店舗ごとで内容が異なる。相性のよい一品料理は「やみつき餃子」(6個390円)だ。同店のギョウザはボリューム満点なサイズばかりが、同品は唯一普通サイズであっさりした味わい。食べやすく値頃感もあるため、組み合わせて注文するお客が多いという。
その他のタンメンメニューには「海鮮タンメン」(1280円※)がある。エビ、イカ、ホタテの3種類が加わったボリューム満点メニューで、もっちり麺と潮の香りただようスープが人気だ。
※一部価格が異なる店舗あり。
◆〈紅虎餃子房〉経営=際コーポレーション/本社所在地=東京都目黒区大橋2-22-8、千歳ビル/電話03・5453・7791/開業=1996年/営業時間=店舗により異なる/標準坪数・席数=40坪・80席/客単価=昼950円、夜3000円/店舗数=70店舗(2012年8月現在)/1996年東京・八王子に1号店をオープン。ボリュームとインパクトを兼ね備えた個性的なメニューを多数揃えて人気を博す中華ダイニングチェーン。現在は商業施設内での出店を中心に展開する。