FRトップチェーンのカレー特集:ロイヤルホスト「十八穀米のキーマカレー」
●健康志向を追求して開発 野菜の味を最大限訴求する
北は北海道から南は鹿児島まで全国に229店を展開する「ロイヤルホスト」。
同店が提供するカレーメニューは、「ビーフジャワカレー」と「十八穀米のキーマカレー」の2品。同店創業間もない昭和40年代から不動の定番として愛され続けるビーフジャワカレーに対して、十八穀米のキーマカレーの登場は2013年5月と新しく、おいしさと健康志向をバランスよく組み合わせた「サンシャインパートナー」メニューのひとつとして開発されたものだ。
「十八穀米のキーマカレー」は、ご飯160g、カレールウ160gと満足度の高いボリュームながら、カロリーは577kcalで、ビーフジャワカレーの約3分の2に抑えている。
ライ麦や小豆など18種類の穀物をブレンドしたご飯の上に、長ナス、赤ジャンボピーマン、カボチャスライス、ブロッコリーを、色とりどりにトッピングしてヘルシー感を訴求。これらの野菜は、素揚げやボイルなど素材別に複数の調理法を駆使しており、それぞれの味わいを最大限に引き出している。
別添えで提供するカレールウは、赤唐辛子、クミン、ターメリック、コリアンダーなど、10種類以上のスパイスを配合したオリジナル・スパイスを使用。玉ネギとトマトをベースに、鶏ひき肉のうま味を合わせた、軟らかな風味のカレーとなっている。
また、6月中旬から恒例のカレーフェアが開催を予定。定番メニューとは趣向の異なる新しさや楽しさを感じるメニューを提案する計画だ。
●店舗情報
「ロイヤルホスト」/経営=ロイヤルホールディングス/本社所在地=福岡県福岡市博多区那珂3-28-5、電話03・5707・8800(東京本部)/開業=1971年12月/営業時間=店舗により異なる/坪数・席数=平均約100坪・110席/客単価=1050円/店舗数=229店舗(2014年4月現在)
*
1953年、福岡県福岡市東中洲に創業店となる「ロイヤル中洲本店」をオープン。71年にロイヤルホスト1号店をオープンさせて多店化を加速させた。10年以降、新業態開発にも注力し、ステーキ・ハンバーグ&サラダバー「カウボーイ家族」、カレー専門店「スパイスプラス」などを出店。